晴香園 | 緑と花の企画設計施工管理 観葉植物のレンタル 販売 園芸 造園

STORY

ストーリー

「晴香園」の書は、元・文部大臣で、地元出身の村松謙三氏に、開業時に書いて頂いたものである。

緑を扱って60年、
そこにはたくさんの
物語が秘められています。

緑を愛する、晴香園の始まり。

初代 野上晴義は、幼少より植物を愛し、割れ鍋や皿に穴を開けて身近な草木を植えて楽しむ人でありました。長じて、盆栽に関心を深め、当時国鉄勤務時代は機関手として最終駅で、泊まりとなるため盆栽を積んで、朝一番の列車まで、盆栽の手入れに費やしたことから、機関車に盆栽を積んで走ったのはお前だけだろうと言われたそうです。
戦後、全国を巡廻した天皇陛下が北陸路を訪れるに際し、その機関車の試運転もしたほどで、機関区の助役まで務めたものの、定年まで一年に満たぬ時、恩給もものともせず盆栽業へ転身しました。
1952年小さな店舗を借りて、自らの名を一字加えた晴香園の看板を掲げたのが会社の始まりです。

緑を愛する心が、
高い技術を生み出します。

自然の美しさを象徴する盆栽技術。

2代目 野上寿明は、幼少より非凡な画才を示し、高校時代に最年少で県展で何度も入選し、画業を志したものの、父に諭され家業に従事することとなります。しかし、画才に秀でた寿明は、盆栽の作家としてその才を発揮し、日本盆栽作風展に連続30回出展 環境長官賞、毎日新聞社賞、(社)日本盆栽協会賞、その他七度の受賞歴を有し、日本を代表する盆栽作家となります。
盆に入った植栽、一鉢の盆栽の中には、何十年、何百年と長い時間を掛けながら、小さな盆(鉢)の中に、大自然の美しい姿を凝縮して、未来の成長する樹木の姿をイメージしながら、その技術と情熱を注ぎこむことから創り上げられます。まさに生きた芸樹として世界で人気があります。
晴香園には、類まれな、緑に対する、技、美意識、職人気質、そして緑を愛する心が脈々と流れています

受け継がれる伝統、
進化し続ける技法。

新しい価値を生み出す、緑の提案。

三代目 野上和義は、1994年 大学卒業後、デザイン会社に勤め、店舗 ディスプレー イベントなどの企画 設計 施工の業務に従事したのち、家業である晴香園に帰ってきました。
様々な素材を用いて様々な空間演出を行ってきた経験を基に、緑のもつ素晴らしさをプライベートやパブリックなど様々なシーンで、見て、感じて、楽しんで頂く、広くその緑に対する想いを形にして、広めていく事が私たちの使命であると感じています。
守破離という言葉がありますが、盆栽道の型や決まり事など、一つの小さな盆栽に凝縮された、技、美意識、こだわりは、今私たちが企画し作っている、小さな緑の商品でも、広い庭の設計デザインや、室内の緑化空間づくりでも、同じ感性や想いが流れています。
先代たちが人々に見て観賞して感じて楽しんでもらうために、長い歳月と思いを込めて作り上げてきた盆栽づくりと同じ思いから、私たちは、これからも一粒の種から育つ緑の生命力に、新しい価値を創造し快適な緑花空間を提案することから、お客様に彩と安らぎをお届けし、お客様の喜びのために働き、そして広く社会に貢献し続けます。

これからの目標

今、緑の力、その生命力は、単に見て楽しむ観賞用だけではなく、広く地球環境温暖化の問題における、二酸化炭素吸収力や、都市の緑化による、防災効果、ホルムアルデヒドに代表される室内環境の有害物質の吸着、労働環境における視覚披露や作業効率アップ。またうつ病などの心的障害の対策における緑化効果や、福祉施設などでの園芸セラピー効果など、様々な生活のシーンにおいてなくてはならない物になっています。
私たち、緑のプロが社会に貢献し期待される分野は益々広がりを見せています。
私たちは、自ら研鑽を積み、英知と勇気と情熱をもって、お客様、社員、関係企業様と共に、共に育む環境づくりに努め、緑の新しい価値創造に向けて努めます。

TEL0766-23-4656
FAX0766-23-4832